台風前に点検！屋根・外壁の劣化サインと応急処置
2025.10.07近年、台風の勢力は年々増しており、八王子を含む多摩地域でも突風や豪雨による被害が目立つようになっています。特に住宅の「屋根」や「外壁」は、台風被害の影響を最も受けやすい部分です。放置してしまうと雨漏りや外壁の崩落につながり、結果的に高額な修繕費用が発生するケースも少なくありません。
そこで本記事では、台風シーズン前に必ず確認しておきたい屋根・外壁の劣化サインと、万が一劣化を見つけたときの応急処置方法をご紹介します。
さらに、八王子・多摩地域での実際のリフォーム事例も交えて、安心して暮らすための備え方を解説していきます。
台風前に点検すべき理由
日本は台風の通り道に位置しており、毎年8月〜10月にかけて多くの台風が上陸します。特に最近は温暖化の影響で「大型化」する傾向があり、風速30mを超える暴風や時間雨量50mmを超える集中豪雨も珍しくありません。
こうした自然現象に対して、住宅の屋根や外壁は常にダメージを受け続けています。台風が来るたびに少しずつ劣化が進行し、気付かないうちに雨漏りや外壁のひび割れが拡大しているケースもあります。
台風前点検のメリット
- 被害を未然に防げる：小さな劣化のうちに補修することで、台風被害を大幅に軽減できる。
- 修繕費を抑えられる：台風後に大規模工事が必要になるより、早めの点検・補修の方がコストは圧倒的に安い。
- 安心して暮らせる：家族の安全を守るためにも、住宅の防災力を高めることは不可欠です。
特に八王子や多摩地域は、丘陵地や森林が多く、風が強く吹きやすい地形です。
地域特性を考えると、点検は「やりすぎ」くらいがちょうどいいと言えるでしょう。
屋根の劣化サイン
屋根は普段見えにくい部分ですが、劣化サインを放置すると台風時に瓦が飛散したり、雨漏りの原因になったりと大きな被害を招きます。以下のポイントを確認してみましょう。
瓦やスレートのズレ・割れ
- 瓦が浮いている、欠けている
- スレート屋根の一部がズレて隙間ができている
→強風で飛散する危険性が高く、早急な補修が必要です。
コケ・カビ・色あせ
- 北側や日陰にコケや藻がびっしり
- 屋根全体が黒ずんでいる
- 本来の色が抜け落ちている
→防水機能の低下を示しており、雨水が内部に浸透しやすくなっています。
雨どいの詰まり・歪み
- 落ち葉やゴミで雨どいが詰まっている
- 強風で樋が歪んで水が流れない
→雨どいは排水を担う重要部分。詰まりは屋根や外壁に余計な水圧をかけ、雨漏りや浸水のリスクを高めます。
外壁の劣化サイン
外壁は家全体を守る「盾」のような存在。ひび割れやコーキングの劣化は見逃せません。
ひび割れ・クラック
- 窓の角から斜めに入るひびがある
- 外壁材の繋ぎ目に細かな割れがある
→構造上ストレスがかかりやすい場所で、雨水の侵入口になりやすい部分です。
塗装の剥がれや色あせ
- チョーキング現象（手で触ると白い粉がつく）
- 塗膜が剥がれて下地が露出している
→防水性能が落ちているサインで、台風の豪雨で一気に被害が拡大します。
シーリング（コーキング）の劣化
- 窓枠やサイディングの隙間のゴム材がひび割れている
- 硬化して縮み、隙間ができている
→ここから水が浸入すると内部の断熱材や柱を傷め、修繕費は跳ね上がります。
自分でできる応急処置
本格的な修繕は専門業者に任せるべきですが、台風直前に「とりあえず応急処置をしたい」という場面もあります。そんなときに役立つ方法をご紹介します。
防水テープ・ブルーシートでの一時対応
- ひび割れ部分を防水テープで覆う
- 瓦や屋根材の欠損部分をブルーシートで覆い、飛ばないようにロープで固定する
→ただしこれは一時的な処置であり、長期間の耐久性はありません。
雨どい清掃の簡易方法
- 高所用ブラシや水圧ホースで落ち葉を除去する
- 詰まりを解消して雨水の流れを確保しておく
→詰まりが改善するだけで、浸水リスクは大幅に減らせます。
⚠️ 注意点：無理な高所作業は転落の危険があるため、あくまで安全にできる範囲で行いましょう。
専門業者に依頼するメリット
応急処置では限界があります。本格的に修繕するなら専門業者に依頼するのが安心です。
- 点検の精度：屋根に上って細部までチェック可能（弊社はカメラにて確認させていただきます）
- 補助金・保険対応：八王子市や東京都のリフォーム補助金が使える場合もございます
- 安全性：専門の足場を使い、事故を防ぎながら施工します
八王子・多摩地域でのリフォーム事例
例えば、八王子市内のお客様から「台風で屋根の一部が飛んだ」というご相談をいただいたケースでは、
- 屋根材の一部交換
- 雨どいの修繕
- 外壁塗装の部分補修
を実施しました。工期は約1週間、費用も大規模修繕より抑えられ、「早めに相談して良かった」との声をいただきました。
こうした地域密着の施工事例は、こちらの施工事例ページ でもご覧いただけます。
※上記、施工事例ページをクリックしていただくと施工事例のページにてご覧になれます
まとめ
- 台風前に点検することで、屋根や外壁の被害を大幅に防ぐことができる
- 劣化サイン（瓦のズレ・外壁ひび割れ・コーキング劣化）は要チェックする事
- 応急処置は短期的対応にすぎないため、専門業者への依頼が安心です
- 八王子・多摩地域での施工実績を持つ業者なら、地域特性に即した提案が可能です
台風前の点検は「早め・安全」が鉄則です。
マルヰガス東京では、屋根・外壁の無料点検とお見積りを承っています。
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