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【失敗しない】キッチンリフォームの8つのポイント

2024.09.24

こんにちは!

マルヰガス東京のスタッフです。

前回のブログで、「おしゃれにキッチンをリフォームするポイント 9選」について紹介しました。

キッチンは毎日食事を作る場所であり、料理やコミュニケーションの場でもあるため、使い勝手とデザインが両立した空間を作ることが求められます。しかし、リフォームには時間や費用がかかるため、事前の計画や準備が非常に重要です。

「理想のキッチンができたと思ったのに、使い始めたら失敗だった……」そんな後悔のないよう、キッチンリフォームによくある失敗例をチェックしておきましょう!

ここでは、失敗しないためのキッチンリフォームのポイントについて解説します。

キッチンをどう使うか、理想のくらしや家事動線を想像しながらキッチン空間のサイズを決め、キッチンのリフォームを成功させましょう!

失敗しないキッチンのリフォーム ポイント8選

1.リフォームの目的と予算を明確にする

システムキッチンにはデザインも機能もこだわってコストをかけた一方で、全体のリフォーム費用を抑えるために周りの床や壁材は一番安いものを選んでみたら、全体のコーディネートがアンバランスになってしまった、というケースもよくあります。

また、キッチン本体のみを交換するつもりでいたら、キッチンの幅や位置の変更に伴い、床材も張り替えることになってしまった…という、予期していない追加費用が発生する場合もあります。

【失敗しないために】

最初に考えるべきなのは、なぜキッチンをリフォームしたいのか、その目的をはっきりさせることです。例えば、古くなった設備を新しくしたい、収納スペースを増やしたい、デザインを最新のものに変えたい、家族が集まりやすい空間にしたいなど、目的によって必要なリフォームの内容は異なります。

この段階で、リフォームの具体的なゴールと予算を設定しておくと、後々の計画や選択がスムーズに進みます。

2.作業スペースを確保・確認する

いざリフォーム後のキッチンを使ってみると作業スペースが狭かった、ということもよくあります。

間取り図では広く見えても…

・実際に使うと冷蔵庫のドアが開けにくい

・コンロの口数を増やしたことで調理スペースが狭い

・親子で一緒に料理作りを楽しみたいのに、2人以上作業できない

リフォーム後に、このようなことが起こらないように、以下のことを確認しておきましょう!

【失敗しないために】

キッチンリフォームで最も重要なのはレイアウトです。リフォーム前のキッチンの寸法をしっかり測り、現状を知った上でリフォームすることが大切になります。
料理をする際の動線を考え、効率的に作業ができるレイアウトを設計することが成功の鍵です!

一般的に、「ワークトライアングル」という概念が推奨されており、これは冷蔵庫、シンク、コンロの3点を結んだ三角形の距離を適切に配置することを指します。この動線を意識することで、無駄な移動を減らし、スムーズに料理ができる環境を作ることができます。

また、2人以上でキッチンを使う場合は、物を取りに行くときにすれ違うことがあるため、通路幅は120cm程度、キープしておくといいでしょう。

3.収納スペースの確保

キッチンでは、調理器具や食器、調味料、食品ストックなど、多くのものを収納する必要があります。収納スペースが不足していると、物が散らかりやすく、作業効率も低下します。

逆に、ちょっとでも収納を増やしたいと思いで、パントリー(食品庫)の奥行きを広げたり、床下収納を作ったりする場合もあるでしょう。

その際に、パントリーの奥行きが深すぎて使いにくくなり、奥にしまっていた食材の賞味期限が切れてしまったりする場合もあります。床下収納の場合は、出し入れする度にしゃがみ込まなくてはならず、通路幅が狭いキッチンではなおのこと立ち上がりや作業が億劫になってしまい、「設置しなくてもよかった…」と、リフォーム後にならないように以下のことを注意しましょう!

【失敗しないために】
リフォームの際には、現在の収納量を見直し、将来的なニーズも考慮した上で十分な収納スペースを確保することが重要になります。引き出しや棚の数、位置、サイズをよく検討し、収納する物に合わせた設計をしましょう!また、壁面を活用した吊り戸棚や、デッドスペースを利用した収納も効果的です。

床下収納を作る場合は、何をどのように収納するのか、しゃがんでも取り出しにくくないのか等を検討してから、作成しましょう。

4.床や壁の素材選び

床の素材も見落としがちなのですが、キッチンで使用する床材によっては、油料理をした際につるつるとすべって危険 なものがあります。

例えば、キッチンの床材をタイルにすると、自然の風合いをいかした色調になり、掃除もしやすく、汚れ自体も目立ちにくい、という良さがあります。しかし油料理をする際、床が滑りやすくなってしまい、危険な一面も…!
せっかく床のリフォームしたのに、自宅で転倒なんてことがあったら大変ですよね。

【失敗しないために】

キッチンの床材を選ぶ際には、見た目だけでなく、耐水性や耐久性を考慮することが大切です。耐水性でオススメなのは、クッションフロア、フロアタイル、タイルになります。クッションフロアは柔らかく足触りが良く、フロアタイルやタイルはしっかりとした感触です。これらの床材はキッチンでよくある水のこぼれや油汚れにも強く、お手入れがしやすく、さらに耐久性もあります。耐久性を考えるなら、フロアタイルやタイルがおすすめです。

クッションフロアは水に強いですが、表面が柔らかいので擦れや尖ったものに弱いです。それに対して、フロアタイルやタイルは表面がしっかりとしていて、擦れや傷にも強く、耐久性があります。ただし、タイルは硬い分、物を落とすと割れたり、水や油汚れに滑ってしまう可能性があります。

選ぶ際には、キッチンの使い方や自分のニーズを考えて、耐久性と美しさのバランスを見つけるのが重要です!

5.キッチンの高さを合わせる

キッチンは、高すぎても低すぎても調理や食器洗いに支障をきたします。

キッチンの高さを確認せずにリフォームしたら、自分の身長と合わなくて使いにくくなった、という経験をする方もいます。キッチンの位置が高すぎると肩や首を痛める原因になり、低すぎる場合はかがむ姿勢になるため腰に負担がかかります。

キッチンには最適な高さがあると言われているので、今のキッチンの高さと合わせて確認してみてください!

【失敗しないために】

キッチンの最適な高さは、「身長÷2+5cm」です。
例)身長160cmの場合…160÷2+5cm=85cmの高さ

キッチンカウンターの高さは、80cm、85cmの2パターンが多いですが、1cm単位や2.5cm刻みなどのバリエーションの中から選択できる商品も多数あります。

不安な場合は、今のキッチンの高さを測ってから、適切な高さとキッチンに立つ方の身長に最も合ったサイズを選びましょう!また、バリアフリーに対応したキッチンもあります。

6.照明計画を怠らないようにする

キッチンを移動してみたら、思いのほかリフォーム前よりもキッチンが暗くなってしまったというケースもあります。そのため、いざ料理を作るとなった際に、刃物や高温になる調理器具を使うための手元が見えずらい、明るさが合わないと感じてしまいます。

また、明るさだけではなく、手元が影になり、料理がしにくいのも嫌ですよね。壁付きキッチンなどでは、吊戸棚の下も影になりやすいです。

【失敗しないために】

キッチン照明の色は、食材の色を正確に反映できる、昼白色などの白い色の光がおすすめです。一方で、ダイニングとの統一感を重視するなど、オレンジ系の電球色が選ばれることもあります。その場合でも、手元を照らす明かりは白い色にすることで、調理の作業性とバランスをとることも可能です。

また、手元の影は部分的な照明を組み合わせることで解消することもできます。調理カウンターやシンクの上、吊戸棚の下などに小型の照明を設置しておけば、影が気になる時でも明るくすることができます。

7.家電のコンセントの配置確認をする

キッチンは、電子レンジや炊飯器、電気ポットなど、使用する家電が多いですよね。
しかし、キッチンをリフォームした際に家電の置き場所を変えたら、コードがコンセントまで届かなくなってしまったという失敗談もあります。

この失敗は、引越しの時に家電のコンセントが届かなかったという場合で経験したことがある方も多いのではないでしょうか。リフォーム後にコンセントのトラブルや延長コードや蛸足コンセントがないと、コンセントに届かないということがないように確認していきましょう!

【失敗しないために】

コンセントがの位置は、予め家電の置く位置を考えるのはもちろんですが、リフォームの際に、コンセントを増設することも可能です。

コンセントの増設は種類があり、既存のコンセントの延長で済むケースと、専用に引っ張ってくるケースとがあります。IHクッキングヒーターや乾燥機の場合は、専用回路が必要になります。

また、コンセント位置の確認ができたら、口数についても考えておくと、コンセントの数が足りなかったということを防ぐことができます。


まとめ

今回は、リフォームで失敗してしまう事例を元に、失敗しないための確認点をお伝えしました。

ご自宅によって、気をつけた方がいいことが他にもあるので、お気軽に弊社にご相談ください!

キッチンの修理やリフォームのお見積りは無料です!!

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電話お問い合わせ:042-622-3772

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