冬場の脱水症状にも要注意!
2020.12.14
こんにちは!だんだんと寒くなってきて、水分補給の量も減ってきてしまう季節となりました。
今回は冬の脱水症状の原因や、冬の脱水症状対策についてご紹介します。
脱水症状と言えば夏場に起こるイメージですが、空気が乾燥して水分を積極的にとらなくなる冬にも発症リスクがあります。
また、アルコールやカフェイン飲料の大量摂取や冬に流行る感染症なども、多くの水分を排出してしまうため、脱水症状は季節を問わず注意したいところです。
■冬の脱水症状で体にどんな不調が出るの
私たちの体は水分不足に陥ると、あらゆる面で不調をきたします。特に、大部分が水分で満たされている脳や胃腸、筋肉にダメージが大きく、下記のような体調不良が表れやすくなります。
●めまい、立ちくらみ
●眠気
●疲労
●食欲不振
●関節の痛み
水分補給によってこうした不調が改善された場合、脱水症状が原因だった可能性が高いといえるでしょう。
■冬の脱水症状の原因とは…
≪冬は水分補給をおろそかにしがち≫
私たちの体は、普通に生活しているだけでも、季節に関係なく1日に約2.5Lの水分を消費しているといわれています。失われた水分は、体内で作られる水分や、食事から得る水分だけでは十分に補うことができないため、意識してこまめに水分補給することが大切です。
汗をたくさんかく夏よりも冬は水分補給をおろそかにしがちです。空気も乾燥しやすく、実は体が水分を必要としている場合があるため、特に意識して水分補給をする必要があります。
なお、アルコールや多量のカフェインを含む飲み物には、利尿作用があります。そのため、これらの飲料を過剰摂取すると、より多くの水分が失われてしまうのです。普段からお酒やコーヒーなどをたくさん飲む習慣がある方も、脱水症状には注意しましょう。
≪感染症が脱水症状を引き起こす場合も≫
冬に流行するノロウイルスなどの感染症にかかると、下痢や嘔吐などの症状が続くことがあります。これらの症状によっても、体から多くの水分が失われ、脱水症状を引き起こしてしまう場合があるのです。冬はこうした感染症が流行するため、普段から予防を徹底することも大切です。
- 日常に取り入れたい冬の脱水症状対策