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屋根塗装と葺き替え(ふきかえ)の違いを徹底比較|費用・工期・耐久性まで完全ガイド

2025.11.14

こんにちは、マルヰガス東京です。
屋根のメンテナンスを検討している方から、よくこんなご質問をいただきます。

「屋根塗装と葺き替えって、どう違うんですか?」
「どっちのほうが安くて長持ちするんですか?」

実はこの2つ、見た目は似ていますが目的も費用も耐久性もまったく異なる工事なんです。
外から見える範囲だけをメンテナンスするのが“屋根塗装”、
屋根全体を新しく交換するのが“葺き替え工事”。

この記事では、「屋根塗装 葺き替え 費用 工期 比較」をテーマに、
それぞれの違い・メリット・注意点をわかりやすく解説します。
八王子・多摩地域で屋根リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1. 屋根塗装と葺き替えはどう違う?

   

屋根のメンテナンスには主に3つの方法があります。
「屋根塗装」「カバー工法」「葺き替え工事」。
その中でも特に混同されやすいのが、屋根塗装と葺き替えです。


基本の役割と目的の違い

  • 屋根塗装は、既存の屋根をそのまま活かし、塗料で防水・遮熱・美観を回復するメンテナンス。
     → 目的は「劣化の進行を止め、屋根の寿命を延ばす」こと。
  • 葺き替えは、古い屋根材や下地をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する工事。
     → 目的は「屋根そのものを新しくし、構造からリフレッシュする」こと。

簡単に言うと、屋根塗装=表面ケア、葺き替え=全面リニューアルです。


施工内容の違い(表面補修 vs 屋根全交換)

屋根塗装は、表面の汚れを落としたあとに下塗り・中塗り・上塗りの3工程で塗料を塗り重ねていきます。
作業期間はおおよそ5〜7日程度。
屋根材自体が健康な状態であれば、この方法で十分保護できます。

一方、葺き替え工事は古い屋根材を撤去し、下地の防水シート(ルーフィング)も新しく交換します。
そのため、工期は2〜3週間ほどかかりますが、屋根の構造ごと新しくなるため耐久性は圧倒的に高いです。


適している屋根の状態とは?

屋根塗装が向いているのは、
「屋根材が割れていない」「サビや腐食が軽度」「下地が健康な状態」の場合。
一方、葺き替えが必要なのは、
「雨漏りがある」「下地が腐っている」「屋根の歪みが見られる」といったケースです。

外観の見た目だけでは判断が難しいため、まずは専門業者による点検・診断が大切です。
マルヰガス東京ではドローン点検や屋根裏診断も行い、最適な方法をご提案しています。

2. 費用相場の比較|どちらがコスパが良い?

屋根塗装と葺き替えでは、工事の目的も費用もまったく異なります。
「どちらがお得か?」を判断するためには、
初期費用だけでなく耐用年数やメンテナンスコストまで考慮することが大切です。

ここでは、それぞれの費用目安と特徴を比較していきます。


屋根塗装の費用相場と耐用年数

屋根塗装の費用は、使用する塗料によって変わりますが、
一般的な住宅(約30坪)での相場は以下のとおりです。

  • ウレタン塗料:40〜60万円(耐用年数 約8〜10年)
  • シリコン塗料:60〜80万円(耐用年数 約10〜13年)
  • フッ素塗料:80〜100万円(耐用年数 約15〜18年)

屋根の劣化が軽度なうちは塗装で十分対応できます。
塗料によっては遮熱効果や防カビ性能を備えたものもあり、
光熱費の節約にもつながるのが魅力です。

定期的に塗り替えることで、屋根の寿命を延ばしながら低コストで維持できるのが最大のメリットです。


葺き替え工事の費用相場と耐用年数

葺き替えは屋根全体を新しくする工事のため、塗装よりも費用は高めになります。
30坪の一般住宅での相場は以下が目安です。

  • スレート屋根 → ガルバリウム鋼板:100〜150万円(耐用年数 約30〜40年)
  • 瓦屋根 → 瓦交換・下地補修込み:150〜250万円(耐用年数 約40〜50年)

費用はかかりますが、屋根下地や防水シートも新しくなるため、構造からリフレッシュできるのがポイントです。
雨漏りや劣化が進んでいる場合には、結果的に葺き替えの方が長期的に見て安心です。


長期的コストで見る“本当にお得な選択”

単純に費用だけを見ると「塗装の方が安い」と感じるかもしれませんが、
築年数や屋根の状態によって“お得”の意味は変わります。

  • 築15年未満・軽度な劣化 → 屋根塗装で十分
  • 築25年以上・雨漏りや下地劣化あり → 葺き替えで長期安心

たとえば、10年ごとに塗装を3回繰り返すと総額は約200万円前後。
一方で、葺き替えを1回行えば30年以上メンテナンス不要なケースもあります。
つまり、長期的な目線では葺き替えの方がコスパが良いこともあるのです。

マルヰガス東京では、屋根の状態をドローンや点検カメラでチェックし、
「今は塗装で十分なのか、それとも葺き替えが必要か」を正確に診断しています。
無理な提案はせず、お客様の予算と状況に最も合った選択肢をご提案しています。

3. 工期・施工期間の違い

   

屋根リフォームを検討するときに、費用と並んで気になるのが「工期(施工期間)」です。
屋根塗装と葺き替えでは作業内容が大きく異なるため、完了までの日数にも大きな差があります。
ここでは、それぞれの目安と注意点を見ていきましょう。


屋根塗装は約1週間が目安

屋根塗装の工期は、一般的な住宅(2階建て・30坪前後)で5〜7日程度が目安です。
高圧洗浄 → 下地補修 → 下塗り → 中塗り → 上塗り → 仕上げという流れで進行します。

ただし、天候によっては作業を中断することもあるため、
実際には1週間〜10日ほどの余裕を見ておくのが安心です。
雨天時に無理に作業を続けると塗料の密着が悪くなるため、
マルヰガス東京では必ず“適正乾燥時間”を守り、品質を最優先しています。

また、塗料の種類によっても乾燥時間が異なります。
シリコンやフッ素系塗料の場合は、1日1工程が基本。
丁寧な仕上げを行うため、スピードより精度重視の施工を行っています。


葺き替えは2〜3週間の余裕を

葺き替え工事は、既存の屋根をすべて撤去して新しい屋根を設置するため、
屋根塗装よりも工期が長くなります。

  • スレート屋根 → ガルバリウム鋼板葺き替え:約2週間
  • 瓦屋根 → 瓦交換+下地補修込み:約3週間

天候や下地の状態によって前後しますが、
2〜3週間ほどのスケジュールを確保しておくのが理想です。

ただし、葺き替えは工事中でも家の中で生活できるため、
仮住まいを準備する必要はありません。
施工中も防水シートでしっかり保護するので、雨天時も安心です。


天候や屋根の状態による影響

屋根工事は天候の影響を最も受けやすいリフォームのひとつです。
雨・強風・低温などの条件では塗料が乾かず、施工を一時中断することもあります。

また、屋根の傾斜や劣化の程度によっても作業時間は変動します。
例えば、瓦のズレ補修や下地の腐食が見つかった場合は、
予定より数日工期が延びることもあります。

マルヰガス東京では、天気予報と湿度データを毎日チェックしながら、
「最も仕上がりが良くなるスケジュール」で工事を行っています。
お客様にも事前に工期目安を明確にお伝えし、安心してお任せいただける体制を整えています。

4. 効果と耐久性の違い

   

屋根のメンテナンスを検討するときに、最も気になるのが「どのくらい長持ちするのか?」という点です。
屋根塗装と葺き替えでは、得られる効果や耐久性のレベルが大きく異なります。
ここでは、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。


屋根塗装の主な効果

屋根塗装の目的は、「屋根材を保護して劣化を遅らせる」ことです。
表面を塗料でコーティングすることで、防水・遮熱・防カビといった効果を発揮します。

特に最近の塗料は機能性が高く、
太陽光の熱を反射して室内温度の上昇を抑える“遮熱塗料”や、
湿気や汚れに強い“ラジカル制御型塗料”なども人気です。

屋根塗装を行うことで、

  • 雨漏りの予防
  • 外観の美しさの維持
  • 建物全体の耐久性アップ

といった効果が期待できます。
ただし、塗料の種類によって耐久年数に差があり、約10〜18年ごとの再塗装が必要です。


葺き替えの主な効果

葺き替えは、屋根そのものを新しくするため、構造的な耐久性を大幅に回復できるのが最大の魅力です。

古い屋根材や下地、防水シートをすべて撤去し、
新しい素材(ガルバリウム鋼板や軽量瓦など)に交換するため、
防水性能・断熱性能・遮音性能が一気に向上します。

さらに、屋根の重さが軽くなることで、
地震時の建物への負担も軽減されるという副次的な効果もあります。
これは特に、築20年以上の住宅や瓦屋根の家において大きなメリットです。


耐久性の比較

項目 屋根塗装 葺き替え
耐用年数 約10〜18年 約30〜50年
主な目的 屋根表面の保護 屋根構造の全面更新
効果 防水・遮熱・防カビ 防水・断熱・耐震・遮音
メンテナンス頻度 10〜15年ごと 30年以上不要
初期費用 50〜100万円 100〜250万円

屋根塗装は短期的な費用を抑えたい方におすすめ、
葺き替えは長期的に安心・メンテナンス負担を減らしたい方に向いています。

八王子・多摩エリアのように夏の暑さと冬の寒暖差が大きい地域では、
断熱・遮熱効果の高い葺き替えを選ぶことで、光熱費の節約にもつながります。


マルヰガス東京のアドバイス

屋根塗装と葺き替え、どちらを選ぶかは“今の屋根の状態”と“今後の住まい方”で変わります。
たとえば、

  • 「あと10年ほど住んで建て替える予定」→ 塗装で十分
  • 「この家にずっと住み続けたい」→ 葺き替えがおすすめ

マルヰガス東京では、ドローン撮影による屋根診断を無料で実施中。
表面の劣化だけでなく、下地や棟部分の状態まで正確に診断し、
最適なメンテナンス方法をご提案しています。

5. それぞれのメリット・デメリットまとめ

   

屋根リフォームを検討するうえで、最も大切なのは「今の家にどちらが合っているか」を見極めることです。
屋根塗装と葺き替え、それぞれにコスト・効果・リスクの違いがあります。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットを整理して比較していきましょう。


屋根塗装のメリット

屋根塗装は、比較的手軽に行えるメンテナンス方法です。
費用を抑えながら、屋根の美観と防水性を保つことができます。

  • 初期費用が安い(50〜100万円程度)
  • 短期間(約1週間)で施工可能
  • 遮熱・防カビなど機能性塗料を選べる
  • 定期メンテナンスで屋根寿命を延ばせる

特に、築10〜20年程度のスレート屋根や軽度の劣化に対しては、
塗装リフォームが最もコスパの良い選択になります。


屋根塗装のデメリット

ただし、塗装には限界があります。
屋根材の下地や防水シートが傷んでいる場合は、塗り直しだけでは根本的な解決になりません。

  • 劣化が進んだ屋根では効果が薄い
  • 10〜15年ごとに再塗装が必要
  • 下地や棟板金の不具合は補修できない

見た目はきれいになっても、内部構造が弱っていると雨漏りの再発リスクが残るため、
施工前の屋根診断が非常に重要です。


葺き替えのメリット

葺き替えは、屋根そのものを新しくするため、耐久性・断熱性・防音性すべてが向上します。
長期的に見れば、再メンテナンスの手間が大幅に減るのも魅力です。

  • 屋根の構造からまるごとリフレッシュできる
  • 30年以上メンテナンス不要の耐久性
  • 断熱・遮熱・耐震・防音性能がアップ
  • 建物の資産価値が向上

特に、ガルバリウム鋼板や軽量瓦を使用した葺き替えは、
地震対策としても人気が高まっています。


葺き替えのデメリット

一方で、葺き替えは費用と工期が大きな負担になるケースもあります。

  • 初期費用が高い(100〜250万円)
  • 施工期間が2〜3週間と長め
  • 工事中は騒音や振動が発生する場合もある

ただし、マルヰガス東京では工期短縮のノウハウを活かし、
お客様の生活に支障を出さないスケジュール調整を徹底しています。


どちらを選ぶべき?プロが教える判断基準

最後に、選び方の目安を整理しましょう。

状況 おすすめの工事
築10〜20年・軽度な劣化 屋根塗装で十分対応
築25年以上・下地劣化や雨漏りあり 葺き替えが最適
今後も長く住みたい 葺き替えで将来の安心を確保
費用を抑えたい・短期メンテ希望 屋根塗装でコスパ重視

どちらが良い・悪いではなく、
“今の屋根の状態に合わせて選ぶこと”が一番大切です。

6. まとめ:あなたの家に合った最適な選択を

   

屋根リフォームには、「屋根塗装」と「葺き替え」という2つの方法があります。
どちらが正解かは、家の状態・築年数・これからの住まい方によって異なります。

短期的にコストを抑えたい方、軽度な劣化で済んでいる場合は屋根塗装が最適。
一方で、築年数が経っている、雨漏りが心配、長期的な安心を重視する方には葺き替えをおすすめします。


長い目で見た「コスパ」を考える

初期費用だけで比べると、屋根塗装のほうが安く見えます。
しかし、10〜15年ごとに再塗装が必要になるため、30年スパンで見れば葺き替えの方がトータルコストを抑えられるケースもあります。

また、葺き替えは断熱性・遮熱性・防音性などが格段に向上するため、
光熱費の節約効果や快適性の向上といった“目に見えないリターン”も大きいのです。


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