結露とカビを防ぐ!窓断熱リフォームの効果と費用相場【2025年版】
2025.10.27こんにちは、マルヰガス東京です。
冬になると「窓の結露がびっしょり」「カーテンの裏にカビが…」と悩む方は多いのではないでしょうか。毎朝の拭き取りが大変なうえ、放置すると健康にも悪影響を及ぼすこともあります。
実は、その原因の多くは“窓の断熱不足”にあります。外の冷気がガラスやサッシを通して室内に伝わり、温度差で結露が発生してしまうのです。
そこで注目されているのが、窓断熱リフォーム。
二重サッシや断熱ガラスを導入することで、結露やカビを防ぎながら室温を快適に保ち、光熱費の節約にもつながります。
今回の記事では「窓断熱リフォームの効果」「費用相場」「補助金制度」についてわかりやすく解説します。毎年の結露対策に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
1. なぜ結露やカビが発生するのか?

結露が起こるメカニズムを知ろう
暖かい室内の空気には水蒸気が含まれています。これが冷たい窓ガラス面に触れると急激に温度が下がり、空気中に溶け込めなくなった水分が水滴へと姿を変えます。これが結露です。
単板ガラスや断熱性の低いサッシではガラス表面温度が露点以下に下がりやすく、朝起きたら窓がびっしょりという現象が起きます。
つまり、断熱性能が低い窓ほど結露が発生しやすい、というシンプルな構図です。
カビ発生の原因は「湿気+温度差」
結露で生まれた水分は窓枠やカーテン、壁紙に染み込み、湿度の高い状態をつくります。
そこに室温差や換気不足が重なると、カビの繁殖条件が整ってしまいます。
カビの胞子は目に見えなくても空気中に舞い、アレルギー症状や臭いの原因になります。
結露は“濡れて困る”だけでなく、カビという二次被害を招く温床でもあるのです。
放置すると起こる健康被害と住宅への影響
カビやダニは呼吸器トラブルや皮膚トラブルの一因になり得ます。
住宅側にも影響が及び、木部や石膏ボードの劣化、クロスの剥離、サッシの腐食など、修繕コストが増える要因となります。毎朝の拭き取りで乗り切るのは“応急処置”。
根本解決は、結露の発生源である窓の断熱性能を高めることです。
2. 窓断熱リフォームで結露・カビが防げる理由

「断熱性能」が結露を防ぐ仕組み
窓断熱リフォームの要は、ガラスと室内の間に“温度差を緩和する層”を作ることです。
空気層や樹脂フレームなどの断熱材が熱の移動を妨げ、ガラス表面温度の低下を抑えます。
表面温度が露点を下回らなければ、結露の発生そのものが起こりにくくなります。
だから、断熱強化は結露とカビ防止の最短ルートになります。
内窓(二重サッシ)設置による効果
既存の窓の室内側にもう一つ窓を設ける内窓は、ガラスとガラスの間に厚い空気層が生まれ、断熱と防音に大きく効きます。
樹脂フレームを採用した内窓なら熱伝導が小さく、結露を大幅に抑制。
装着は比較的短工期で、居住しながら行える点も人気の理由です。毎朝の“雑巾ランニング”から卒業したという声は少なくありません。
ペアガラス・Low-Eガラスへの交換で温度差を軽減
既存サッシを活かしたままガラスのみ複層化する方法も効果的です。
ペアガラスはガラス間の中空層が断熱層として働き、Low-E複層ガラスは特殊金属膜が放射熱を反射して室内の熱を逃しにくくします。
冬は暖房熱をキープ、夏は日射熱をカット。結露防止に加え、通年の省エネにも寄与します。
ガラス交換とサッシ交換の違い
ガラス交換は工期や費用の負担が比較的軽く、まずは窓の“心臓部”を強化するアプローチです。
サッシ交換は開口部全体を断熱サッシへ刷新するため効果が大きい一方、外壁や内装の補修を伴う場合があり、工期やコストは相応にかかります。
住まいの築年数、劣化状況、予算に応じた最適解を選ぶことが重要です。
防露効果と遮熱効果の両立
冬は防露、夏は遮熱。Low-Eの膜仕様や中空層の厚み、アルゴンガス封入などの選択で、季節をまたいだ快適性を両立できます。
結露・カビ防止を主目的にしつつ、冷房負荷の低減まで見据える設計が、長期的な満足度と光熱費削減につながります。
3. 窓断熱リフォームの主な種類と特徴

内窓リフォーム(二重窓)
室内側に樹脂フレームの内窓を新設する方法です。既存窓との間にできる空気層が強力な断熱層となり、結露の発生を抑えます。工期が短く、生活を止めずに施工できる点が魅力です。
防音性も高まり、線路沿いや交通量の多い立地でも静けさを取り戻せます。
窓ガラス交換(ペアガラス・Low-E複層ガラス)
サッシはそのままに、ガラスのみを複層タイプへ交換します。
枠の状態が良い住まいに向いており、コストと効果のバランスが取りやすいのが利点です。
Low-Eタイプは日射取得型・遮熱型の選択によって、冬の暖かさ重視か夏の涼しさ重視かを調整できます。
サッシ交換リフォーム(断熱サッシへの変更)
枠ごと高断熱の樹脂サッシや複合サッシに交換します。
開口部全体の断熱・気密を底上げでき、結露抑制効果は非常に高くなります。
外壁との取り合いが生じるため、規模や工期はガラス交換より大きめですが、築年数が進んだ住宅では根本的な改善策になります。
断熱フィルム施工の手軽な選択肢
ガラス面に専用フィルムを貼る方法は、短時間で施工でき、費用も比較的抑えられます。
体感の改善度は内窓や複層ガラスに劣るものの、結露・カビ防止の“はじめの一歩”として有効です。
賃貸や小窓など、大掛かりな工事が難しい場所にも向いています。
4. 窓断熱リフォームの費用相場と補助金制度

リフォーム方法別の費用目安
費用は窓のサイズ、枚数、仕様で変動しますが、方向性の目安は掴めます。
内窓は一箇所あたりの負担が比較的軽く、小さな腰高窓から掃き出し窓まで柔軟に対応できます。
ガラス交換はサッシ状態が良好なケースで費用対効果が高く、断熱サッシへの交換は投資額は上がるものの、結露と断熱の根本改善に直結します。
フィルムは最も手軽で、ポイント施工に適します。
内窓リフォームの費用と工期
一般的な住宅サイズで一窓あたりの費用は数万円台から始まり、仕様やサイズ次第で十数万円前後になるケースがあります。
施工は一窓あたり数十分〜数時間程度で、居住しながらの工事が可能です。
ガラス交換リフォームの費用と工期
単板からペア、あるいはLow-E複層ガラスへの交換は、ガラス種類や中空層仕様で価格帯が変わります。工期は一箇所あたり短時間で、複数窓でも一日内で完了することが多いのが利点です。
サッシ交換リフォームの費用と工期
枠ごと交換するため、他の方法より費用は高めになります。
外壁や内装の補修が必要な場合は工期も延びますが、結露と断熱に対する抜本的な改善が期待できます。長期の住まい方を見すえた投資として検討する価値があります。
国や自治体の補助金・助成金を活用する方法
窓断熱は省エネ効果が明確なため、国の省エネ住宅関連の補助や、自治体の断熱改修支援の対象になることが多くあります。
申請には仕様の適合や写真、契約書類の提出が必要で、スケジュール管理も重要です。
補助金の枠や申請期限には上限や期日があるため、検討を始めたら早めの情報収集がおすすめです。
2025年度の省エネ住宅補助金の概要
国の事業は年度ごとに名称や要件が変わる場合がありますが、窓の断熱改修は主要メニューとして継続される傾向にあります。
内窓、ガラス交換、サッシ交換の各工法で細かく要件が設定されるため、見積時に適合可否を確認し、申請スケジュールを逆算して進めるとスムーズです。
八王子市・多摩地域での支援制度
自治体独自の助成が設定される年もあります。
地域の制度は募集枠が小さめで先着順のことが多いため、最新情報の確認と早期申請が成功の鍵です。マルヰガス東京では制度の適用可否の診断や申請サポートも承っています。
費用相場の理解と合わせて補助金を賢く使えば、実質負担を抑えながら結露とカビを防止できます。
5. 窓断熱リフォームのメリットと注意点

光熱費の削減と快適な室温維持
断熱強化で室内の熱が逃げにくくなり、少ない暖房で心地よい温度を保てます。
朝の冷え込みや夜の底冷えが和らぎ、生活の質が上がります。
光熱費の削減は毎月の積み重ねで効いてきますから、家計にも優しい選択です。
カビ防止による健康面の改善
結露を抑えれば、カビの繁殖条件そのものが崩れます。
空気環境が整うことで、においの軽減やアレルギー症状の改善が見込めます。
見た目の清潔感が続くことも心理的な快適さに直結します。
防音・防犯などの副次的効果
内窓や複層ガラスは音の出入りも抑えます。線路や幹線道路沿いでも、室内の静けさが一段上がります。
複層ガラスと強化ガラスの組み合わせは防犯性の向上にもつながり、夜間の安心感が違ってきます。
断熱だけじゃない“おまけ効果”は、住んでから実感する方が多いポイントです。
注意点:結露の原因が他にある場合も
室内の加湿過多や、換気不足、外壁・屋根・サッシの雨漏りが背景にあるケースもあります。
窓断熱リフォームは強力ですが、原因が複合的な場合は換気計画や外装補修と組み合わせる必要があります。現地調査で原因を見極め、最適な順番で手を打つことが成功の近道です。
6. 実際の施工事例とお客様の声(八王子・多摩地域)

内窓設置で結露が減少した事例
八王子市の戸建てで、冬になると寝室とリビングの窓に厚い結露がつくお悩みがありました。
樹脂フレームの内窓を設置したところ、翌シーズンには朝の拭き取りがほぼ不要に。
カーテン裏の黒カビも再発せず、暖房設定温度を一段下げても快適に過ごせるようになったとお声をいただきました。
外壁との併用リフォームで効果を高めた事例
多摩地域の住宅では、外壁の塗り替え時期に合わせてLow-E複層ガラスへの交換を実施しました。
断熱塗料の外壁と複層ガラスの相乗効果で、室温の安定感が増し、冬場の乾燥も緩和。
窓際の冷気感がなくなったことで、ソファの配置を窓際に戻せたと喜ばれました。
お客様の感想:「朝の窓拭きがなくなった!」
毎朝の結露拭きは地味に重労働。内窓やガラス交換後は“拭かない朝”が日常になり、時間にも気持ちにも余裕が生まれたという声が多く寄せられます。
結露やカビの防止だけでなく、生活のリズムまで整う
――これが窓断熱リフォームの実感値です。
7. まとめ:冬前の今こそ、窓断熱リフォームで快適な住まいへ

結露とカビを防ぐカギは「窓断熱」
結露は温度差の産物であり、窓の断熱性能を高めることが根本対策です。
内窓、ペアガラス、Low-Eガラス、断熱サッシ――住まいに合った方法を選べば、結露とカビの悩みから着実に解放されます。
八王子・多摩地域の気候に合った施工が重要
冬の冷え込みと昼夜の寒暖差がある地域では、開口部の断熱が室内環境を大きく左右します。
地域の気候と住宅事情を踏まえた設計・施工で、効果は一段と高まります。
私たちマルヰガス東京は、現地調査に基づいた最適プランをご提案します。
無料点検・お見積りでまずは現状をチェック
原因を見極め、費用相場と補助金制度を押さえれば、ムダなく賢い投資になります。
結露とカビを防止し、快適で省エネな冬を迎える準備は、今日から始められます。気になる窓が一つでもあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
工事は安心のマルヰガス東京株式会社へ!
マルヰガス東京株式会社は、「八王子市指定水道業者」や「東京都指定排水設備工事事業者」にも選ばれており、安心して依頼していただくことができる会社です!
弊社は、ガスのリフォームだけではなく、水漏れや、キッチンの流し台の交換なども行っております。
下記が施工事例写真の一部です!
少しでもお得に水漏れを直したいというお客様の希望に沿えるように、施工させていただきました。

マルヰガス東京では、配管をやりかえたり、衣類ガス乾燥機の乾太くんを設置したり、キッチンやトイレなどの水回りのリフォームを承っている会社です。
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他の口コミはこちらからご覧ください!
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