【SNSで話題】乾太くんの設置条件・方法を徹底解説!
2024.10.01こんにちは!
マルヰガス東京のスタッフです。
今週から寒くなり、寒さで洗濯物が乾きにくい季節がやってきましたね。
気温が低いと空気中に取り込める水分量が減るため、洗濯物に含まれる水分が蒸発しにくくなります。また、冬は厚手の衣類を干す機会も多いため、余計に乾きにくいと感じることもあります。
今日は、そんな洗濯物の乾燥のお悩みを解決してくれる「乾太くん」について紹介していきます。
今、SNSでも乾太くんの設置方法や機能、メリットやデメリットについての投稿を拝見する機会が増えましたね!
ガス会社である弊社が、「乾太くん」について徹底解説していきます!
1.ガス衣類乾燥機「乾太くん」について 【特徴・魅力】
2.乾太くんの設置条件 3.乾太くん設置方法
4.設置前のチェックリスト 5.乾太くんについてのよくあるご質問
1.ガス衣類乾燥機「乾太くん」について 【特徴・魅力】
乾太くんとは、ガス機器メーカーであるリンナイが扱っているガス式衣類乾燥機のことです。
乾太くんを使用するためにはプロパンガスまたは都市ガスの契約が必要であるものの、ガスの力を利用してスピーディーかつパワフルに洗濯物を乾かしてくれます。
乾太くんは一般的な電力の乾燥機と比較して、乾燥時間が短い・仕上がりが良いという点で多くの方から人気を集めています。
特に共働き世帯が増えて家事の時短が重要視され、寒さや気温、雨天などのお天気に左右されることがなく、洗濯物を乾かすことができるため、乾太くんを導入する家庭が増えています。
【特徴・魅力】
■スピード乾燥
乾太くんは大容量の洗濯物をたった1時間程度で乾燥することができます。
このスピードは、一般的な電気式の衣類乾燥機の約1/3の時間で家事の時間を大幅に短縮できます。
一気に乾かすことで自然とシワが伸び、シャツなどにアイロンをかける手間が省けるという魅力も!
<乾太くんの乾燥時間の目安>
- 5kg:約52分
- 6kg:約60分
- 9kg:約90分
また、一般的な電気式乾燥機で乾燥可能な洗濯物の量は6kgまでですが、より多くの量の洗濯物を一度に乾かせる点も、乾太くんの魅力になります。
何度も乾燥機を回す必要がなくなれば、より洗濯のためにかかるコストが減らせます。
■ふんわり仕上がり
ガスならではの強い温風をたっぷり送り込みながら乾燥させるため、繊維が根元から立ち上がり、ふんわりと柔らかい仕上がりになります。
天日干ししたタオルと比較すると、乾太くんの仕上がりの差は歴然です!
■除菌効果・生乾きなし
菌の減少率:99.9%
90℃の熱風で洗濯ものを乾かすため、天日干しと同レベルの除菌効果が期待でき、当然カビやダニの発生もシャットアウトしてくれます。
そのため、生乾き臭の原因菌を除去、外干しや日光消毒でも除去できないニオイさえ、取り除きます。
また、外干ししなくていいため、花粉やPM2・5などが気になる日の洗濯も安心でき、健康的な家族の生活を支えてくれます。
■洗濯物によって調整可能
洗濯物に合わせて、以下のように設定を変更できるのも魅力の1つになります。
・普段の衣類乾燥に「標準コース」
・熱に弱い衣類に「デリケートコース」
・厚手の衣類もしっかり乾燥「厚物コース(+1kg)」
・さらにこんな乾燥も!「くつ乾燥」
■電気代の節約
乾太くんは、パワフル温風の力で短時間に乾かすため、電気代の節約にもなります。
実際にリンナイ社が発表したデータによると、LPガスの使用料金は、5キロの洗濯物を乾かすのに1日1回稼働させた場合、約52円です。1か月間毎日使ったとするとひと月あたり1,000~1,500円ほどのランニングコストがかかることになります。
「全自動洗濯乾燥機」などの電気で乾燥させる場合だと、5キロの洗濯物を乾燥させるのに1回で約50〜80円ほどのコストが掛かります。また、乾燥時間は180分と乾太君と比較すると時間が長いため、電気・ガスの利用時間を加味すると、電気代の節約になります。
2.乾太くん設置条件
①乾太くんサイズ
「乾太くん」を設置するために必要なスペースは、高さ65.4〜72.9cm×幅64〜74cm×奥行き50.6cm〜64.1cmです。
また、乾太くんを安全にお使いいただくために、防火上必要な最低限の離隔距離として「乾太くん」の上面と左右それぞれ3〜4.5cm以上を確保できるように設置しております。造作棚等に設置する場合は耐荷重60kg以上が必要です。
4人家族の洗濯物の量は、1日あたり約6kgが目安です。洗濯機の容量は、お子さんの部活動等があつる場合や大物洗い、まとめ洗いのことを考えると、7kg以上をおすすめしております。
8kgを使用しているスタッフは、「乾太くんを設置してから、掛け布団を自宅で乾燥できるようになったため、コインランドリーに行く手間がなくなった」と喜んでおりました。
使用目的や家族の人数で選んだり、ご自宅と乾太くんのサイズを実際にイメージするのは難しいと感じた方は、お気軽に弊社にご相談ください!
②ガスを利用
乾太くん」を設置するには、都市ガスまたはプロパンガスの使用が必須条件になります。
③排湿のダクト穴を開ける
「乾太くん」を設置する際には、屋外に排湿するためのダクトが必要となるため、壁に穴を開ける必要があります。穴の大きさは、排湿管セットや排湿筒の種類によって異なります。
④コンセントとガス栓がある
「乾太くん」を設置する際は、コンセントとガス栓も必要になります。また、ガス栓の増設も可能で、工事は約半日で完了します。ガス栓がないお部屋でも約半日でガス栓が増やすことができ、工事した日から乾太くんを使用することが可能です。 設置場所のご希望に合わせて最適なご提案をしております。
3.乾太くん設置方法
①専用の台を使用する
高さは約52〜150cmまで対応可能で、洗濯機の上に設置する場合は「高タイプ」、衣装棚や低い位置に設置する場合だと「 中・低タイプ」がおすすめです。
「乾太くん」の設置条件を満たした造作棚であれば、その上に設置することも可能です。設置条件は以下の通りです。
・落下しないよう安全に配慮し、水平に設置できる
・耐荷重60kg以上
・棚板が本体寸法より大きい
●左:専用台(高)DS-80HSF ●真ん中:専用台(低)DS-80LSF ●右:排湿管セットDPS-80B(φ80)・DPS-100B(φ100)
②排湿管の設置
「乾太くん」は、室内はもちろん、ベランダや軒下などの屋外でも、お使いの状況にあわえて設置場所が選無ことができます。
また、前扉の開き方(左開き/右開き)も変更でき、限られたスペースを有効に利用してお使いいただけます。
壁に穴をあけ排湿管を取り付ける場合は、金属排湿筒を本体の排湿口よりのばし、屋外に面した壁を通して湿気を排出させます。
乾燥機の近くに窓がある場合は、窓を利用して排湿ホースを取り付けることが可能です。その際は、窓パネルを利用して排湿ホースにより湿気を排出させます。
また、上記の右側のような排湿管セットを使用しますが、天井を通し、排湿管を目立たないように設置する(隠ぺい配管)の工事をすることも可能です。
4.設置前のチェックリスト
相関図を見ながら乾太くんを置けるかイメージしてチェックしましょう!
チェック項目や確認方法がわからない場合は、お気軽にお問い合わせください!
1.専用台の高さを決める計算式(単位mm ミリメートル)
a.床から天井までの高さ b.設置したい乾太くんの高さ c.専用台の高さの上限
( a. ー 360 ー b. = c. mm)
2.床から水栓の高さ
3.水栓が置き台よりも下にくるか
4.ふたを開けた洗濯機の高さ
5.洗面台との幅
6.洗濯パンの大きさ
7.洗濯パンの周りに30mm以上の幅はあるか
8.専用台の足は収まるか
9.専用台のブレ止めは交わせるか
10.扉は右開き・左開き
11.排湿サイズ φ100 or φ80
12.ガス取り出し場所
13.搬入経路・玄関・設置場所の間口・階段幅・乾燥機は通るか
14.排湿穴あけ位置・外・軒・障害物等はないか
15.ガス取付位置(壁BOX・1口ヒューズコック等)
16.コンセントは2口あるか
17.アースがあるか
18.乾燥機後ろのスペースでコーナータップ必要な場合があるか
5.乾太くんについてのよくあるご質問
Q.ダンパー付きの排湿口に変更した方がいいの?
A.ダンパー付きを使用することで、乾太くんを使用していない時の外気の侵入を防いでくれます。乾太くんを導入した際に、冬場がもし寒いと感じた場合は、使用していない際に外気が逆流してしまっているため、変更することをおすすめしております。また、虫の侵入も予防することができるため、排湿口の工事の際は、ダンパー付きを検討してみてください!
Q.乾太くんで乾燥できないものはあるの?
A.衣類以外の日用品(じゅうたん・マット)・レインコート・ウインドブレーカー・座布団やクッションなどの中に綿が入っているもの
【火災の原因となるもの】
・油、薬品などが付着した衣類(雑巾、タオルも含む)
・ポリプロピレン繊維を含む衣類
・樹脂(セルロース系)の付いている衣類
【衣類を傷めるもの】
・絹製品→変色や型崩れ
・ウール製品、毛繊維→縮みや変色
・ドライクリーニング絵表示のあるもの
・平干し、つり干し表示のあるもの
・熱に弱いもの(レースの付いた布団カバー、クッション、ぬいぐるみなど)
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